ADSL終了!?
2020年12月。
私が今現在契約しているインターネットプロバイダのADSL回線サービスが来年の3月に終了してしまうということで、インターネット回線を「光」にするか「WiMAX」にするかの選択に迫られることになりました。
しかしながら来年還暦を迎える私にとっては、このような変更も悩みの種(ストレス)になってしまうのです。
なぜかというと「光」も「WiMAX」も内容をあまり詳しくは理解していないからです。
とはいうもののADSL回線契約は来年3月でサービスを終了してしまうのですから、それまでになんとかしなければなりません。
そんないきさつもあって11月中旬になってやっと「光」と「WiMAX」についてネットで調べ始めることができました。
その結果、最初にわかったことは、光回線に変更するには工事が必要で、結構な費用が掛かるということです。
一方、WiMAXはというと工事は不要で、送られてきた機器をコンセントに差し込むだけという手軽さでした。
光か? WiMAXか?
ここで気になったのが、私は今現在インターネット回線に毎月いくら支払っているのかでした。
今現在、ADSL回線ですから当然固定電話も契約しています。
つまり、「固定電話代+ADSL契約」が今の私のインターネットに支払っている費用ということです。
固定電話代が月額約1,700円(税込み)。
ADSL回線契約が、月額約2,930円(税込み)。
合計約4,630円(税込み)ということになります。
私としては、この額よりも安くなればいいなあと思っていました。
ところが調べてみると光回線は、戸建ての場合は通常で5,200円だということがわかりました。
価格ドットコムなどでのキャッシュバックを考慮するともう少し安くなるようですが、これもまたちょっとわかりづらくて比較するのが大変でした。
それでもめげずに調べていくと、最初の1年間の月額料金を安く設定していて、2年目の途中あたりから月額がかなり高額になっているのに気づきました。
つまり平均するとちょっと安いかなくらいなのです。
私は、とにかく月額が高くなるのは嫌だったので、あまりキャッシュバックとかは考えないようにしました。
また光回線は工事費用が高額なことと申し込んでから工事が終わるまでに2ケ月前後期間がかかるということが判明しました。
2~3年しばりも気になるところ
インターネット回線契約もスマホ契約同様、複数年しばりがあります。
多くは2~3年しばりのようで、その期間内に解約するとかなり高額(1~2万円)な違約金を支払わなければならなくなります。
またもし転居するとなると光回線の場合は、問答無用に期間内の解約ということで違約金が発生することも気になりました。
WiMAXであれば、届け出れば転居も可能なようなので、やはりお手軽なのはWiMAXのようです。
工事不要ですぐに切り替え可能なのはWiMAX
光回線の一番のネックは、工事が必要で工事までの期間が必要ということです。
一方、WiMAXは工事不要ですぐに切り替えられるのですからやはり軍配はWiMAXにあがります。
ただWiMAXに何一つ問題がないということではありません。
1つは通信速度です。
WiMAXの通信速度は、光回線よりはかなり落ちます。
そしてもう一つは、WiMAXを利用できる地域がまだ限られているということです。
ちょっと田舎になったり、高いビルの陰になっているとうまく通信できないことがあるそうです。
たまに通信エリア内であっても状況によって電波の受信状況が不安定になることがあるので、機器が送られてきたらすぐに電波の状況を確認する必要があるとのことでした。
もし電波の状況が悪ければ、申し込み(契約)自体がなかったことになるそうです。
インターネット回線がつながらないのですから当たり前ですね。
ソフトバンクエアーに決定
結局、私が選んだのは、WiMAXでした。
決め手は、
- 費用が従来の費用より安くなる
- 工事が不要
- すぐに使える
- 転居の場合にもそのまま移動できる可能性がある
でした。
通信速度については、今現在ADSLの50MbなのでWiMAXだとしても今より10倍前後の通信速度になるのでそれほど不満は感じないのではないかと思いました。
1.費用(月額費用)が従来の費用より安くなる
今現在の月額費用
今私が支払っている金額は、
- 固定電話代:約1,700円(税込み)
- ADSL代:約2,930円(税込み)
- 合 計:約4,630円(税込み)
です。
ソフトバンクエアーに切り替えた場合の費用
そしてWiMAX(ソフトバンクエアー)に切り替えた場合は、
- ソフトバンクエアー代(3年):4,048円(税込み)
- 〃 (4年目以降):5,368円(税込み)
になります。
4年目以降は、現在の契約よりも700円ほどアップしてしまいますが、4年後には恐らく今よりももっと安いプランが出ているはずです。
そしたら中途解約の違約金を支払っても乗り換えたほうが得になるので、4年先のことはあまり気にしないことにしました。
ソフトバンクエアーに申し込みました!
光回線のように申し込んでから1~2ケ月待たされるのは好きではありませんし、初期費用がかからないというのがやぱり一番の決め手でした。
ソフトバンクエアーに申し込みを行うと、1週間ほどで機器が自宅に送られてきました。
Wi-Fi(無線)なので中身はとてもシンプルです。
本体の機器と電源ケーブル、有線ランケーブルそして取扱説明書です。
パソコン本体とWi-Fi機器本体も無線でつなぐなら中央のランケーブルも不要になります。
マウスもキーボードもプリンタもすべて無線になると配線で苦労することがなくなって本当に楽チンです。
さっそく本体をパソコンの横に置いてみました。
取扱説明書には、できるだけ窓の近くに置くようにと書かれていましたが、窓から1.5mほど離れた脇テーブルの上に置いて電波の状況を確認してみます。
コンセントを差し込んでから2~3分待ち、その後「LEVEL」ボタンを長押して電波の状況を確認します。
すると赤いランプが点灯しました。
これは電波の状況が悪いことを示していると説明書には書かれていました。
ということは「うちではソフトバンクエアーは使えないのか?」と一気に不安になりました。
そこで窓に50cmほど近づけて様子をみると、今度は青いランプが2つ点灯しました。
これは電波の状態は良好のサインです。
ほっとひと安心して、まずはスマホの設定をしてみることにしました。
スマホの設定はとても簡単!
私は楽天モバイルなのでアンドロイドスマホです。
まずは「設定」ボタンを押します。
次に「ネットワークとインターネット」を選択します。
「Wi-Fi」を選択すると、受信できる電波の一覧が表示されるので、ソフトバンクエアーの電波を選択します。
すると番号と暗号キーを入力する画面が表示されます。
ソフトバンクエアーの電波の見分け方は、送られてきた箱の中に入っていた「Wi-Fi設定情報ラベル」(下の写真)に書かれています。
私の場合は、<SSID5GHz>又は<SSID2.4GHz>の下に書かれている文字と数字の混ざった番号と暗号キーを入力しました。
<SSID5GHz>か<SSID2.4GHz>のどちらか一つと暗号キーを入力します。
このように「接続済み」が表示されれば設定は完了です。
これで自宅であれば、使用量を気にすることなく使えます。
パソコンの設定は2通り
パソコン本体をインターネットに接続する方法は、2通りあります。
ランケーブルでWi-Fi機器に直接接続するかスマホと同じようにWi-Fi設定をするかです。
簡単なのは付属のランケーブルでつないでしまう方法です。
スマホの時のような設定は一切不要です。
ランケーブルで接続する方法
パソコンのランポートに付属のランケーブルを差し込みます。
ソフトバンクエアーの機器の裏にあるランポートにもう一方のランケーブルを差し込みます。
これで設定は完了です。
パソコン本体でインターネットに接続して正常にインターネットが閲覧できるか確認してみましょう。
Wi-Fi設定をする方法
パソコンの画面に右下にあるインターネットのマークをクリックする。
Wi-Fiと書かれた四角い部分をクリックする。
パソコンが受信している電波の中からソフトバンクエアーの電波を選択する。
スマホと同じように番号と暗号キーを入力する画面がでてくるので、同じように入力する。
上が「接続済み」になり、下にWi-Fi(無線)のマークが出たら設定は完了です。
インターネットに接続して、サイトの閲覧ができるか確認しましょう。
まとめ
世の中は光かWi-Fiになっているのは知ってはいたものの、中身をよく勉強してこなかったのでそのまま10年以上ADSL回線を使っていました。
このたび契約していたプロバイダよりADSL回線のサービスが終了するとの通知が来て、しかたなく勉強をはじめたところ、月額費用も今とあまり変わらずに変更できると知り、契約満了を待たずに変更してしまいました。
申し込んでから10日もかからずにWiMAXに変更できたのです。
今回、私は光回線ではなくWiMAXにした理由は、
- 月額費用が光回線よりもちょっと安い
- 初期費用が掛からない
- 申し込んですぐに使える
- 家の中のどこにでもパソコン本体を移動できる。
からです。
この理由を逆にしたのが光回線だと思って間違いありません。
光回線にするには、
- 月額費用が今よりもちょっと高くなる
- 初期費用が高額
- 申し込んでから2ケ月前後は待たされる
- 家の中でパソコンを移動させることができない
ということです。
また、自宅でスマホの容量を気にせずに使えるようにするには、別にWi-Fi機器を購入しなければならないというデメリットもあります。
というわけで私は光回線ではなくWiMAXを選びました。快適ですよ。
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